週刊朝日創刊100周年号(2022年12月30日号)に掲載されました。
記事ダイジェスト
現在のドライアイスを使用したご遺体保存方法とは異なる
新たな遺体保存装置が注目を集めています。
大切な家族が亡くなった後、
遠くの家族が集まるまで遺体をきれいに保管するための安置ホテルという選択。
東京都日野市の会社クーロン社が開発した「ペルソナ」は独自技術で遺体の長期保存を可能にし、
現在は葬儀会社や寺社、病院、老人ホーム、遺体運搬を請け負う運送会社など様々な施設に導入されています。
これまでのご家族が亡くなって時間に追われるだけの火葬から、ペルソナの技術を用いて時間的余裕をもち、後悔のない故人との別れに変化していく。
ある遺体の運送サービスをする会社からは
「ドライアイスの使用時よりも明らかにご遺体の状態がよい」
という評価が届いた等の記事が記載されています。
また、ご遺体ホテルを導入している、遺体の搬送サービスを手がける「メモリーサポート」(東京都八王子市)様のお客様の声も掲載されています。
「平均3~4日、長い時は10日くらいご遺体をお預かりしています。ドライアイスの使用時よりも明らかにご遺体の状態がよく、お化粧のノリもいいので、ご遺族にも好評です。設備の初期投資はかかりましたが、ランニングコストは月約2万円の電気代くらいで、ドライアイスよりも費用がかかりません」(メモリーサポート・マネージャー熊谷庄一さん)